ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

思ったことをただただ書く。ガチギレ注意

あへあへ奪三振マン

4/9 LAD 6-3 MIN

先発のグラスノウは初回の攻撃を三者凡退に切って取る立ち上がり。2回からは奪三振ショーが幕を開け、2回と3回は2つずつ三振を奪い、4回は三者連続三振。もうこうなってしまってはグラスノウを止める者はいなくなり、MIN打線は三振の山を築くしかない。5回以降は1イニングで2つずつ三振を奪い続ける。最終的に7回を投げて無四球無失点、被安打は3、奪三振は14となった。この試合ではフォーシーム、スライダー、カーブの3ピッチであり、フォーシームは若干ばらついていたが、スライダーはかなりいいコースに投げられていた。また、全ての球種が一級品の切れ味を備えており、「これはメジャーレベルでは打てるはずがない」と苦笑混じりの言葉が口を突いて出てきてしまった(元ネタは高市マジック)。

打線の方は初回は三者凡退、2回と3回は得点圏にランナーを進めるも無得点に終わる。相手の先発も悪い投球をしているわけではなかったので、投手戦になるだろうなと思っていたがが、アウトマンの2試合連続となるホームランであっさりと3点を先制する。5回もスミスに3ランホームランが飛び出し、怒涛のホームラン攻勢で試合の流れを引き寄せる。

8回から登板したベシアはホームランで1点を失う。遊び球や変化球を一切使わない、いわゆる「fastball happy」(日本でいうストレートガイジ)であった(場面が場面なので下手に四球を出すよりは全然マシだが)。9回に登板したブログドンは先頭のコレアにホームランを打たれる。これだけは絶対に避けるべきであった。HOU時代のことを未だに根に持っている人間はどれくらいいるのかは知ったこちゃあねえ。ただ、筆者は少なくとも引退するまでは忘れることはない(筆者の辞書には時効という文字はないのである)。次打者にもホームランを打たれるが、リードを守ったまま試合を終わらせる。はっきり言ってこの試合での投球じゃあかなり厳しいな。昇格して来たばかりの若手だったならしゃーないと思いきや、もう5年目だったわ。PHIにいたヤツだったとは。(正直いつ獲得したのかすらわからず、また、開幕前はフィラデルフィアにいたので別人かと思ってしまっていた(言い訳をするとNPBの選手でも一定数は下の名前を覚えていないので、無論NPBよりはるかに選手の多いMLBではファーストネームまで覚えている選手はかなり少ない))。

翌日の試合は2時から。みんなも頑張って起きよう。