ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

思ったことをただただ書く。ガチギレ注意

遂に出た移籍後初アーチ

4/3 LAD 5-4 SF

先発のグラスノウは初回は三者凡退と好調な滑り出し。2回も三者凡退に切って取るが、3回に1死から打者ベイリーに対してスライダーを投げるも、ボールは高めに抜けた失投となり、スタンドに運ばれて同点に追いつかれる。4回と5回はランナーを出すも無失点に抑えるが、6回に1死から四球を出すと、連打で2点を失う。この後もピンチを招くも、同点は許さずに相手の攻撃を終わらせる。グラスノウは6回を投げて被安打4、奪三振7、与四球2となっており、ストライクゾーンを積極的に攻める投球で、投球の大半がフォーシームであり、ボールの威力はかなりあった。変化球のキレもよかったが、コマンドはよくなく、地面に叩きつける場面が目立っていた(失点した6回が特にそう)。ホームランを打たれた3回から地面に叩きつけるシーンが見られたため、原因としてホームランを打たれてから力んでしまったと考えることができる。また、ホームランこそ打たれたが、スライダーのコマンドは前回に比べてマシにはなっている。

グラスノウのあとを受けて、7回のマウンドに上がったのはここまでパッとしない投球を続けていたケリーであったが、この試合は普通によく、三者凡退に切って取る。8回に登板したハドソンはソレアにホームランを打たれて1点差に詰め寄られる。打たれたのは高めのフォーシーム。四球を出さなかっただけマシとはいえ、安易にストライクを取りに行き過ぎたか。それと、このカードではソレアに打たれ過ぎ。あと10試合残っているので、しっかり対策するように。

打線の方は2回に内野ゴロの間に先制点を挙げると、同点に追いつかれた直後の3回はスミスとテオヘルの連続タイムリーで2点を追加し、すかさずリードを広げる。4回にはロハスが高めに浮いたフォーシームをレフトスタンドに放り込んで1点を追加。それ以降は点を奪えない展開が続いたが、7回に大谷が外角高めのシンカーを捉えると、打った瞬間スタンドインすると分かったような当たりで、ここにきてようやくホームランを放つ。速球系を得意としているため、速球系をしばけたのが個人的に評価でき、こういった打撃ができれば量産体制に入ると考えられる。

前の試合で回またぎのフィリップスの代わりにクローザーで起用されたラメットであったが、三者凡退に切って取る。この試合での投球を見るともっと序列を上げてもいいかもしれないが、飛翔癖が気になるところ。

以上。