ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

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初勝利を

4/24 LAD 11-2 WSH

先発はメジャー初勝利を狙うナックであったが、初回から連打を打たれる苦しい立ち上がりに。2回はセンゼルにホームランを打たれると、その後はスライダーがコースに決まらず、押し出しで相手にさらに1点を献上してしまうが、3回以降はフォーシームを中心とした投球に切り替えてからは、全くの別人となり、1人の走者も出さず、6回を投げ切り勝利投手の権利を得たまま降板となる。

しっかりと試合を作ることができ、投球内容自体は悪くはないが、突如として四死球を連発してしまった部分はいただけない。立ち上がりが不安定である部分と、打たれると動揺してしまいがちなところは、今後の課題になってくると思われる(若手投手全員に共通してそうな部分であると思われる)。次戦の相手はおそらくダイヤモンドバックスブレーブスになると思われる(打線の圧がナショナルズとは段違いであることは言うまでもない)ので、どのような投球をするのかという部分は気になるところである(これまでの投球では若干厳しくなってくる可能性は少々高いと思われる)。

ナックの後を受けて登板したブレイシアとヤーブローも1人の走者も出さずに残りのイニングの攻撃を終わらせる。結果として、相手打線の方が竜頭蛇尾(尻尾があったかどうかの議論になりそうだが)を体現した形となった。今季のナショナルズとの対戦で辛酸をなめさせられたエイブラムスもこの試合ではノーヒットに抑えたのは評価できる。

打線の方は、序盤から相手の先発をつるべ打ちにし、得点こそあまり奪うことができなかったが(6点を奪ってはいるが、残塁が多くなっており、もっと点を奪うことは可能であったと考えられる)、5回途中で降板するまでに12本のヒットを放つ。相手の先発は前回、手も足も出なかったアービンであり、今回の対戦ではリベンジマッチという形になった。その後も残りHPが僅かな状態の相手に対してはかいこうせんを撃つような死体蹴りで、さらに5点を追加し、合計して11点を奪う。打線の方はメッツとのカードから調子が上向いているが、個人的にはアウトマンとラックスに当たりが出てきてほしいと思う。

最近は3カード連続で負け越すなど、チームの調子がよろしくないようであったが、コンテンダーのチームとの連戦を前に上げてきてくれてよかった。ここは序盤戦の山場であると思われる(とは言ってもフルマラソンではまだ8キロ地点でしかないので、勝ち負けで一喜一憂しすぎることはしないようにする)。