ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

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奪三振マシーンと化したヤーブロー

9/17 LAD 6-1 SEA

打線はローガン・ギルバートを早々に攻略。

初回にジェイソン・ヘイワードが落ち切らないスプリットを捉えて先制のソロホームランを放つ。2回は1死からアメド・ロサリオ、コルテン・ウォンの連打で1点を追加すると、オースティン・バーンズの2ランホームランでさらに2点を追加。5回にもヘイワードのタイムリーで5点目を奪う。

先発は普段はリリーフで登板することが多いシェルビー・ミラーであり、初回にJ.P.クロフォードに二塁打を打たれるも、無失点に抑える。

2回からはライアン・ヤーブローが登板。立ち上がりにヒットを集中されて失点し、3回以降も先頭打者を出すも、無得点に抑える。ヤーブローは4.2回を投げて自責点1、被安打5、奪三振7、与四球2となっており、カーブ、カッター、シンカーを投げ分けて、カーブはウイニングショットに使えており、シンカーはカウント球として有効に使えていた。ストライクゾーンを積極的に攻める投球であったが、そこんところが裏目に出てヒットを多く打たれていた部分もあった。ヤーブローはドジャース移籍後に成績がかなり良くなっており、防御率は4.24から2.90となっており、奪三振率は5.12から9.00と大幅な上昇が見られる(イニングは全然食えていないんだけど)。個人的には契約延長を考えてもいいかもしれない。成績が向上した原因としてはチェンジアップの割合を減らしてカッターの割合を増やしたシンカーの空振り率が上昇しているであると考えられる。

6回2死からはギャビン・ストーンが登板。そこそこハードな場面でのリリーフだったが、ポストシーズンでもストーンはリリーフに回る可能性もあるため、無失点に抑えることができたのはよかった(ある程度計算できる先発投手が4人いるかはわからないが)。この試合でストーンは3.1回を投げて被安打1、奪三振5、与四球2となっている。チェンジアップを中心とした投球であり、三振を多く奪っているものの、全体的にコントロールが悪く与四球も多くなっている。チェンジアップは低めに決まっており、三振のほとんどはボールゾーンのチェンジアップであった。真ん中より上のボールがほとんどなかった。もっと高めに投げられればなぁ(フォーシームの上方向への変化量は少ないわけではないので、フォーシームで空振りを奪えないわけではない)。

打線の方は8回にジェームズ・アウトマンがホームランを放ち1点を追加。続くロサリオはホームランが出ればサイクルヒットだったが凡退。

打線は竜頭蛇尾となってしまったが、ちょくちょく追加点を取れたのはよかった。