ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

思ったことをただただ書く。ガチギレ注意

カイル・ハートのデビュー戦

9/12 LAD 11-2 SD

初回からフレディ・フリーマン、ウィル・スミスの連打でチャンスを作ると、マックス・マンシーの犠牲フライで先制。3回にはフリーマンが外角高めのシンカーをホームランにし2点を奪い、さらに3者連続の四球で1死満塁とすると、デイビッド・ペラルタの内野ゴロの間に1点を追加。4回にはスミスの3ランホームランでさらに3点を追加。

先発のランス・リンは初回に無死1,2塁のピンチを招くも無失点に抑える。2回と3回はいずれも3人で攻撃を終え、4回には無死満塁からスクイズで失点するも(この場面でスクイズは考えられないため、セーフティバントだと思われるが、球の勢いを殺し切れなかったか)、失点はこの1点のみでピンチを凌ぐ。

5回にはフェルナンド・タティス・ジュニアにホームランを打たれて、さらに1点を返される。打たれたのはど真ん中のフォーシーム。これじゃあ高校生でも打てる。しかし、6回以降はノーヒットに抑える。

この試合では7回を投げて自責点2、奪三振3、与四球2となっており、圧倒的な内容ではなかった。失点を防ぐことができたのは、先頭打者を抑えられたからであると考えられる(守備に助けられた部分も大きいんだけど)。前の試合とは違って援護をすぐに吐き出さなかったのがよかった。フォーシームとカッターとシンカーを投げ分ける投球となっており、シンカーは抜け球が多い気がする。球数は多くなってしまったが、5日空くのであまり心配しなくても大丈夫か。

8回からは昇格して来たカイル・ハートが登板し2イニングをパーフェクトに抑える。95~96mph程度のフォーシームと、チェンジアップが主な球種か。マイナーでの成績を見たところ奪三振率は高いが、与四球も高い。メジャーデビューとなったこの試合で奪った三振は3つであり、奪三振能力の高さは目立っていた。

7回はクリス・テイラーのタイムリーなどで2点を追加し、8回にはJ.D.マルティネスのタイムリーでさらに2点を追加し計11点。この試合ではとどめを刺すまで攻撃の手を緩めなかったのがよかった(完全に死体蹴りになっているんだけど)。全体的に効率的に点を取り過ぎな気がするけど、11安打3得点とかもあったし、それの揺り戻しかなぁ。

フリーマンはこの試合で4安打となっており、首位打者のアラエスとの差は1分を切ってきている。マーリンズワイルドカードを争っており、アラエスが今後の試合で欠場する可能性は低いため、最後の最後までもつれればチャンスは十分にある。