ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

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どうなる守護神

9/15 LAD 6-3 SEA

序盤は投手戦となったが、4回にエウヘニオ・スアレス内角低めのカーブをホームランにされ、先制点を許す。2球で追い込んだ後に安易にストライクゾーンに投げ込むのはよくない。また、結果論だが、内角のボールゾーンのシンカーをファールにしており、打者は内角を狙っていた可能性が高いため、3球で勝負するなら外角に投げるべきだったか。

しかし、5回に2死からミゲル・ロハスがインハイのフォーシームをホームランにして、すかさず試合をひっくり返す。よくあの難しいボールをホームランにしたな。絶対インハイ狙ってただろ。2球目のボール球にも反応しかけてたから、なんとなく分かる。

6回は1死からウィル・スミスが死球で出塁するとマックス・マンシー、J.D.マルティネスの連続タイムリーでさらに2点を追加。

フリオ・ロドリゲスにヒットを打たれ、次打者のカル・ローリーには四球を出して1,2塁のピンチを招く。続くテオスカル・エルナンデスのタイムリーで1点を返されると、次打者の最低の最低限で2死となるも1点差に詰め寄られる。

ボビー・ミラーはジャレド・ケリニックにヒットを打たれたところで交代となり、5.2回で自責点3、被安打6、奪三振7、与四球2となっている。この試合では、多くの球種を投げ分けていたが、その中でもチェンジアップがかなりいいコースに決まっており、チェンジアップで奪った三振は5つとなっている。気になる部分は高めへの投球はほとんどなかったというところか。ボビー・ミラーのフォーシームは上方向への変化が大きいので、高めで空振りを狙わないのはもったいない。もっと高めのフォーシームを使えるようにしてほしい。

マウンドに上がったケイレブ・ファーガソンは次打者にヒットを打たれるも、同点のピンチは三振で凌ぐ。

8回は先頭のフレディ・フリーマンが死球で出塁すると、盗塁とエラーで無死3塁となるが、スミスとマンシーが連続三振で2死に。せめて最低限はしろとブチギレるところまで来ていたが、マルティネスのタイムリーで追加点を奪う。

9回にはジェームズ・アウトマンがダメ押しのホームランを放つ。正直打った瞬間はホームランになるとは思っていなかったが、打球は意外に伸びてスタンドイン。

その裏に登板したのは先日大炎上したエバン・フィリップスだったが、この試合ではヒットを2本打たれるも無失点に抑える。抑えたからいいんだけど、ちょっとボールが真ん中付近に集まりすぎてる部分が気になり(点差があったので、与四球を出すよりはマシだが)、今季は被本塁打が多いのでそれが原因であるのだろうか(しかし、昨季ほどの支配力はなくなっているということも事実である)。フィリップスが使えないとポストシーズンはかなり厳しくなるので、調子を落とさないでいてもらいたい。