4/5 LAD 7-9 CHC
LADは初回に満塁のチャンスを作るとテオヘルのタイムリーで2点を先制する。先発はボビー・ミラーであり、初回は三者連続三振に切って取る上々の立ち上がりであったが、2回にスワンソンにホームランを打たれてから別人のようになる。ブッシュに対しては制球が定まらず四球を出すと、後続に連打を浴びて同点に追いつかれる。ゴームズは打ち取るが、ハップを歩かせると、次打者の鈴木誠也の打席で8球目のチェンジアップを地面にたたきつけ、これをスミスが後逸し勝ち越しを許す。次のフォーシームを右中間に運ばれ、リードを広げられKO。この場面ではフォーシームはタイミングがあっており、変化球はコントロールできていなかったので、完全に投げる球がなかったと考えられる。
この試合では自責点5、被安打4、奪三振3、与四球2となっており、変化球のコマンドもコントロールもよくなく、フォーシーム中心の投球となっていた。投げている球は悪いわけではなかったが、ホームランを打たれてから取り乱してしまったのがよくない。そこんとこがある時点ではまだケツの青い(人種差別をしているわけではない)ガキだな(筆者はボビー・ミラーより年下なんだけどね)。
ラメットもブッシュにホームランを打たれるが、ベシアは2イニングを無失点に抑え、一応ゲームが壊れない範囲でとどまっていたが、打線の方が2回以降ヘンドリックスに苦しめられる。しかし、5回に大谷のホームランで2点を返すと、スミスのタイムリーでマウンドから引きずり下ろす。なおも無死2塁のチャンスだったが、ここでヘンドリックスに代わってマウンドに上がったのは昨季辛酸をなめさせられたスマイリー。ここは何が何でも追いつきたい場面であったが、三者連続三振でチャンスを潰してしまい(ここで筆者はトラウマが蘇り、謎の頭痛を発症してしまうのであった)、ゲームの流れを相手にやってしまうと、6回から登板したグローブは、先頭打者に四球を出すとハップのタイムリーなどで3点を失う。結果的この回の失点が致命傷となった。あいさつ代わりの四球は絶対にダメ。
グローブはこの後の2イニングを無失点に抑え、打線の方はテオヘルのタイムリーを放ちスマイリーに自責点を付け(やったぜ)、9回もチャンスを作るも、相手のファインプレーに阻まれて、得点を奪うことができず敗北。
ポジ要素としては15安打を放ち7点を奪えた部分と、大谷が量産体制に入りそうであるという部分か。