ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

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入団拒否した男

9/18 LAD 8-3 DET

タイガースの先発はトレードデッドラインでドジャース入りを拒否したエドゥアルド・ロドリゲス。初回は三者凡退に抑えられるも、2回に元同僚のJ.D.マルティネスがホームランを放ち先制する。3回には1死からミゲル・ロハスがヒットで出塁すると、ムーキー・ベッツが四球で出塁し、続くフレディ・フリーマンはヒットで繋ぎ1死満塁とする。次打者のウィル・スミスの犠牲フライで1点を追加すると、続くマルティネスは内角高めのカッターをレフトスタンドに放り込み、2本目となる3ランホームランでリードを5点に広げ、ロドリゲスを早いタイミングKO。

この試合でホームランを2本打ったマルティネスだが、今季は長打力が全盛期に近いレベルに戻っており、ここまで約390打席で28本塁打。その反面コンタクト力は低下しており、K%は昨季から7%ほど悪化している(年齢的な部分もあるから仕方ない部分もあるが)。今季は8月に離脱したが、9月に復帰してからは調子がよく、マルティネスはポストシーズンでの活躍がそれなりに期待できる選手であるため、ここで調子を上げてきたのはデカい。

先発のランス・リンは初回に四死球を複数出すなど、序盤からランナーを背負うも無失点に切り抜ける粘りのピッチングが続くが、5回に2死からの連打でピンチを招くとジェイク・ロジャース3ランホームランを打たれて2点差に詰められる。打たれたのは内角高めのフォーシームとなっており、ロジャースは高めのコースを得意としているため、高めのコースに投げるのは得策ではないと考えられる。

この試合のリンは5回を投げて自責点3、被安打6、奪三振6、与四球2となっており、フォーシームを中心とした投球であり、高めのコースに投げられており、ストライクゾーン内で勝負することができていたのはよかった。球数がかさんでしまい、長いイニングを投げを投げられなかったのはいただけない。原因としては2ストライクに追い込んでから球数を要してしまったことであると考えられる。

6回から登板したリリーフ陣は4イニングを完全投球。ここ最近はリリーフの完全投球が多い気がするため、若干1名を除くとリリーフはかなり安定してきているように見える。その1名は昨季からブルペンの柱となっていたため、勤続疲労の影響もあるかもしれないが、なんとか復調してほしい。復調すればブルペンにはほとんど隙がなくなる。