ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

思ったことをただただ書く。ガチギレ注意

ギャビン・ストーンとかいう投手

3/31 LAD 5-4 STL

先発のストーンは三者連続三振(3試合連続で初回三者連続三振)と上々の滑り出し。しかし、3回に先頭打者から連打を浴びると、ゴールドシュミットのタイムリーで先制される。5回にはドノバンにタイムリーを打たれさらにリードを広げられると、6回に先頭打者に四球を与え降板。

この試合では自責点3、被安打7、奪三振6、与四球1であり、チェンジアップを軸にした投球であったが、このボールのキレが非常によく、6つの三振のうち5つをチェンジアップで奪っている。各球種のコマンドも悪くなかった。内容自体はよかったが(被安打自体は多いが、そこんとこはバビってたのでしゃーない)、失点が増えてしまった原因としては、先頭打者を出塁させた部分が大きいと考えられる。先頭打者が出塁できなければ、長打以外で得点を奪うのはかなり難しくなってくるため(この試合で先頭打者を出塁させたイニングは両軍計6回あったが、そのうち4回が点に繋がっている)、先頭打者への投球は失点を防ぐという部分では重要である。また、ランナーを出してからの投球が悪く(昨季も無走者時のwOBAが.396に対し、走者がいる場面では.453となっているので、ランナーがいる場面では投球のクオリティは明らかに落ちている)、それが今後の課題になると思われる。特に、得点圏にランナーを背負ったイニングは2回と5回であったが、いずれもそのイニングで失点をしているので、そこんとこで粘れるかどうかが重要になってくる考えられる。それと、ボール先行する場面は多くなかったが、もっとストライクゾーンを積極的に攻めてもいいかも。

交代したベシアは制球が定まらず、次打者のバールソンは打ち取るも、そこから二者連続の四球で満塁とすると、押し出しで1点を失う。次打者のゴールドシュミットも打ち取ったと見せかけての打撃妨害でさらに失点しリードを広げられる。ベシアだが、はっきり言って今日の内容じゃあかなり厳しい。ノーコンじゃ使い道がない。

打線の方は相手先発マッツの前に得点を奪えないまま前半終了。6回は先頭の大谷が二塁打で出塁すると、テオヘルのタイムリーで1点を返す。そこから連続でテイラーとマンシーが連続で出塁し満塁とすると、アウトマンの最低限でさらに1点を返す。

8回には先頭のフリーマンは倒れるも、テオヘルのホームランで1点差に詰め寄ると、続くテイラーが猛歩賞(3回打席以上四球で出塁すること)となる四球で出塁すると、次打者のマンシーが内に入ったスライダーを捉え、ライトへの2ランホームランを放ち試合をひっくり返す。9回はハドソンが三人で締める。

この試合では上位打線が散々だったが、下位打線が頑張って点を奪えたのがデカい。