ドジャカス顔面ドジャーブルー(ドジャース観戦記)

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マイアミの悪夢

9/6 LAD 4-11 MIA

ドジャースは2回、デイビッド・ペラルタとジェイソン・ヘイワードの連打で無死1,2塁とするが、ジェームズ・アウトマンはスティーブン・オカートのスライダーに手も足も出ず三振に倒れる。続くミゲル・ロハスインコースのクソボールに手を出して併殺打となり無得点に。打球はどん詰まりであったため、完全に相手の注文どおりの結果となってしまった。

両軍とも序盤は無得点に終わるが、4回にジェイソン・ヘイワードのソロホームランで試合が動く。打ったのは内寄りのフォーシームであり、フルカウントからの6球目であった。5球目のフォーシームより甘いコースにきたので、しっかりと捉えることができたのがよかった。

先発のランス・リンは4回までは無失点も、5回に突如崩れる。先頭のジェイコブ・スタリングスに二塁打を打たれると、続くジョーイ・ウェンドルに高めのフォーシームをスタンド運ばれ、瞬く間に逆転される。結果論だが、ウェンドルはこの打席では高めのボールに全て手を出してきていたので、低めで勝負するor高めのボールゾーンで勝負するという方法を選択するべきであったか。

次打者のルイス・アラエス、ジェイク・バーガーに連続で四球を出すと、ジョシュ・ベルは打ち取るも、ジャズ・チザム・ジュニアに3ランホームランを打たれさらにリードを広げられる。打たれたのは真ん中付近のシンカーとなっており、これではホームランを打つのは容易であると考えられる。また、四球のあとの初球には注意しなければならない。それと、チザムにはこのカードでかなり打たれているので、次の試合は何かしらの対策をしなければならない。

ランス・リンは結局8失点となった。ボールのキレは悪くはなかったが、制球が悪すぎる。フォーシームは抜け球がかなりあり、カッターはストライクゾーンから大きく外れるボールが多くあった。試合序盤は相手打線の早打ちに助けられた部分もあったが、2巡目以降はそう簡単には行かなかった。

この回は打者13人の攻撃で9失点となり、打たれたヒットは8本、ホームランは3本打たれている。

7回にも2点を追加されると、最終回にアウトマンにホームランが飛び出すも時すでにお寿司。

投手に関してはまったくポジる要素がない。試合結果を見て気づいたことだが、この試合では上位打線にまったく当たりが出ていなかった。よく4点も取れたな。打者のポジ要素はそこら辺か。